露天風呂付き客室に泊まる|好きな時にお湯に入る旅は、やっぱり気持ちいい

くつろぐ

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旅先で温泉に入る。それだけでも十分に気持ちいいものですが、もし泊まる部屋に自分たちだけのお風呂があったら。

朝起きてすぐに入ってもいい。夕食の前に入って、寝る前にもう一度入ってもいい。

誰かに合わせる必要もなく、「入りたい」と思った時にすぐお湯に入れる。

私はこれまでに2回、そんな部屋に泊まったことがあります。

どちらも最高級の宿だったわけではありません。それでも今思い出すと、普通の温泉旅行とは少し違った「気持ちよさ」が残っています。

露天風呂付き客室の気持ちよさは「好きな時に入れること」

露天風呂付き客室の何がいいのか。

私にとって一番大きいのは、豪華さよりも好きな時に、好きなだけお湯に入れることです。

大浴場ももちろん気持ちいいのですが、着替えて部屋を出て、廊下を歩いてお風呂へ向かいます。

部屋にお風呂があれば、それがありません。

少し冷えてきたなと思ったら入る。

湯上がりに部屋でのんびりして、また入りたくなったら入る。

「温泉に入りに行く」のではなく、温泉そのものが滞在している部屋の一部になる感じです。

旅の予定を少し減らして、何もしない時間を楽しみたくなる。

露天風呂付き客室には、そんな魅力があると思います。

晩秋の冷たい空気の中で入った露天風呂

最初に露天風呂付きの部屋に泊まったのは、外国駐在中に休暇で家族と日本へ滞在した時でした。

最高級というほどではありませんでしたが、一介の公務員だった私にとっては十分に高級な宿です。当時利用できる割引制度があり、それで手頃な価格で泊まることができました。

夕食は部屋食ではありませんでしたが、ブッフェではなくコース料理。一人1万円から1万5千円くらいだったと記憶しています。

季節は晩秋でした。

夜になると外の空気はキンと冷えています。

そこへ温かいお湯。

体は温かいのに、顔に触れる空気は冷たい。

あの時の露天風呂は、何よりも贅沢な気分でした。

豪華な設備だったから覚えているのではありません。

冷たい空気と温かいお湯の中で、何もしなくていい。

その感覚を今でも覚えています。

夏の伊豆では、渓流を眺めながら

2回目は、日本へ帰国して最初の夏でした。

子どもたちの夏休みに伊豆半島へ旅行した時のことです。

三男はまだ生後2か月。家族旅行ですから、もちろん「宿で何もしない旅」ではありませんでした。

泊まったのは天城温泉の近く。

高級宿ではなく、私の感覚では「中の下」くらいだったと思います。

それでも、部屋にはちょっとした楽しみがありました。

ベランダにお風呂があったのです。

いわゆる露天風呂とは少し違うのかもしれません。

でも目の下には渓流があり、その向こうには大自然が広がっています。

川を眺めながらお湯につかる。

晩秋に入った露天風呂とはまったく違いますが、こちらも格別でした。

ここで改めて思うのです。

露天風呂付き客室の気持ちよさは、必ずしも宿の「格」とは関係ないのかもしれない、と。

今度行くなら、予定を詰め込まない旅がいい

過去2回の旅行では、どちらも小さな子どもたちと一緒でした。

それはそれで楽しい旅です。

でも子どもが一緒なら、朝から何もしないというわけにもいきません。

今日はどこへ行く。何を見る。何を食べる。

子どもたちを連れて動き回って、宿へ戻ってきたらお風呂に入る。

そんな旅行でした。

でも、子どもたちはいつか大きくなります。

夫婦だけで自由に旅行できるようになったら、今度は少し違う旅をしてみたい。

観光地をたくさん回らなくてもいい。

早めに宿に着いて、まずお湯に入る。

部屋でのんびりして、おいしいものを食べる。

夜になったら、もう一度。

朝起きて外の空気が気持ちよさそうなら、またお湯へ。

「せっかく旅行に来たんだから」と予定を詰め込むのではなく、何もしないために旅行する。

そんな旅も気持ちよさそうです。

自分が「気持ちよさそう」と思う宿を探してみる

露天風呂付き客室といっても、いろいろあります。

山を眺める部屋。

海が見える部屋。

渓流の音が聞こえる部屋。

寒い季節なら、雪を眺めながら入れるところもあるでしょう。

豪華な宿で特別な一泊をするのもいいし、手頃な宿を探して、気軽に出かけるのもいい。

どれが一番いいかは、私には決められません。

宿泊する日や部屋、食事によって料金も変わりますし、旅に求めるものも人それぞれだからです。

だから私は、予約サイトを眺めながら、

「ここに泊まったら、どんなふうに過ごそうか」

と想像して宿を探すのがいいと思います。

朝のお風呂が気持ちよさそう。

ここなら何もしないで一日過ごせそう。

この景色を見ながらお湯に入りたい。

そんな宿が見つかったら、それが自分にとっての「気持ちいい旅」なのではないでしょうか。

露天風呂のある部屋を探すところから、旅を始める

旅行の楽しみ方は人それぞれです。

有名な観光地を巡る旅もあれば、おいしいものを目当てに出かける旅もあります。

そして、宿でゆっくり過ごすこと自体を目的にした旅があってもいい。

もし「最近、少しゆっくりしたいな」と思っているなら、まずは露天風呂付きの部屋を眺めてみてはいかがでしょう。

山がいいか。海がいいか。渓流がいいか。

まだ行き先を決めていなくても構いません。

写真を眺めながら、「ここで朝風呂に入ったら気持ちいいだろうな」と思える場所を探してみる。

自分が気持ちよく過ごせそうな場所を探すところから、旅はもう始まっているのかもしれません。

露天風呂付きの部屋を探してみる

行き先を決める前に、どんな宿があるのか眺めてみるのも楽しいものです。

自分が「ここなら気持ちよく過ごせそう」と思える宿を探してみてください。

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